クナイプという入浴剤
クナイプという入浴剤を買ってから、風呂に入るのがちょっとだけ楽しみになりました。少なくとも、今まで「作業」として半ば義務的にシャワーを浴びていた30歳男の習慣に、ちょっとした変化がもたらされました。
私は単身ですから、湯船にお湯をはるというのは、考えてみればかなりの贅沢です。菩提樹の香りで満たされた風呂に肩まで浸かり、1分ほど無心になった後、それら全てを排水溝に流すという。
それで得られるは、小さな満足。とはいえ、そういった小さな満足で、日々を満たしていきたいと思っています。どうせあと何十年かすれば、老いさらばえて死ぬだけです。どうせ死ぬのであれば、毎日ちょっとした贅沢をして、満足な記憶で人生彩っていきたいなと。