けんちょむの生活記録

とりあえずこのまま何となく生きていくことの重みに耐えられずに廃人になってしまいそうなので、何か書かして下さい。

感覚的なもの

人のいない事務所

職場のほとんどの人が、出張で出ていってしまったので、部屋がガランとしている。磨りガラスの窓から注ぐ光が部屋に満ち、寒そうな風が外でぴゅーぴゅー鳴っている。 いつもの賑やかさはそこにはなく、落ち着きのある先輩と私の2人だけが、デスクに向かって…

日曜日は独りで勉強を

今日は爽やかな秋晴れなので、部屋の蛍光灯を消し、窓を開けて、少し冷たい風を感じながら国際法の勉強をしています。 文字ばかりの無味乾燥な教科書ですが、窓から注ぐ太陽の光を浴びて、文字の1つ1つがとても美しく感じます。ちょっと官能的です。このシ…

祖母が搬送された件

祖母が救急車で病院に搬送されたと、実家の母から連絡がありました。結局、最近風邪気味だったこともあるし、季節の変わり目で体調を崩したのだろうという医者の見立てでしたが。点滴を打って少し横になったら回復したそうで、晩御飯も食べられるようになっ…

1週間ぶりの土曜日

平日の仕事を終えて、1週間ぶりの土曜日。牛乳にハチミツ、バナナ、アーモンド、オートミールをシェイクしたものを飲み干し、ブッツァーティの「神を見た犬」を少し読んで、外へ。今日はいい天気です。神社まで走りました。階段を何往復もする。今日は脚を…

なんとなく鍛える

ジムでトレーニングを終えて、全身筋肉痛です。私の場合、筋肉痛は1日遅れてやってくるので、この筋肉痛は、正確に言うと昨日の運動によるものですが。 数か月ぶりの、きちんとしたトレーニングです。再開して1週間程度になりますが、マッスルメモリーがあ…

スマホ時代、そして変わらない人々

私がちょうど中学生の頃、折り畳み式の携帯電話が普及し、大学生の頃にスマホという形で、携帯電話が日常に欠かせないものとなりました。今では、携帯電話以前の生活など考えられないくらいです。どんな生活だったっけ。 しかしながら、便利になった反面、生…

5時に帰る人々

午後5時にスッと家に帰る人達を見ていると、そういう選択でもよかったかなと思う。ちょっと給料が高いので、こちらの道を選んでしまったけど、午後5時以降の不毛な時間を考えると、別に給料安くてもよかったのでは、と。 価値観は、年を食うと変わってくる…

クナイプという入浴剤

クナイプという入浴剤を買ってから、風呂に入るのがちょっとだけ楽しみになりました。少なくとも、今まで「作業」として半ば義務的にシャワーを浴びていた30歳男の習慣に、ちょっとした変化がもたらされました。 私は単身ですから、湯船にお湯をはるという…

秋の日

秋の透明感がたまらなく好きです。 夏場、あちこちに蟠踞していた「水っぽさ」が消え、全てが乾燥していく季節。早朝の起き抜けに、鼻の穴が乾く季節。ちょっと寒くなってきたかな、なんて思う。長袖を着たほうがいいのか、ちょっと迷う。鳥肌が立ちます。 …