けんちょむの生活記録

とりあえずこのまま何となく生きていくことの重みに耐えられずに廃人になってしまいそうなので、何か書かして下さい。

5時に帰る人々

 午後5時にスッと家に帰る人達を見ていると、そういう選択でもよかったかなと思う。ちょっと給料が高いので、こちらの道を選んでしまったけど、午後5時以降の不毛な時間を考えると、別に給料安くてもよかったのでは、と。

 価値観は、年を食うと変わってくるものなのですね。もっと若い頃は、社会的な地位だったり、野心だったり、やりがいだったりを重視していましたが、今ではそういったものへの興味が薄れています。給料は安くてもいいので、そこそこの仕事を、能力的に余裕をもって、適当にすませてサッと帰る。こういった生活に憧憬を感じるようになりました。

 もっとも、今の仕事も、誰よりも早く帰るようにしているのだけれども。後ろ指をさされないように、しっかりと周囲をフォローしつつ。現状、誰かと衝突することもなく、万事上手くいっているのだけれど、そういう不毛な事柄に頭を使う生活。そして意味なく職場に残り続ける人たち。

 そんなことを思いつつ、今日もお酒を飲みながらステーキを食べるひとりぼっちの晩餐会です。